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桜の季節が巡っても
第13章 相愛の春
こんな自分を好きになってくれた。
こんな自分がいいと言ってくれた。
その想いに報いたい。
自分の全てを捧げたってまだ足りない。
彼女の柔らかな身体を更に近くに、近くに、掻き抱く。
「…泉夏の男の趣味が悪くて、本当に助かった」
秀王の呟きに、泉夏は泣き笑いの表情になる。
「…なに、それ?」
「…俺が女だったら、絶対彼を選ぶ」
「…龍の事?」
「比べようがないから比べないようにはしてるけど」
-でも。
彼の残り香を未だ残す彼女を抱けば抱く程、今日はどうしても考えてしまう。
「…妬ける」
誰かに嫉妬する程。
誰かを好きになる日が、まさか来るだなんて。
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