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桜の季節が巡っても
第2章 了見の夏
「いいに決まってるじゃないの~!」
身体を乗り出し。
テーブルの向こう側の泉夏の頭を撫で回し、麻衣は笑った。
「それで、私とのデートの場所は決まったの?最初どこ行くのよ?」
「デート仕様に綺麗にセットしてきたのに、髪乱れるよ~!」
「大丈夫大丈夫。ほら、直った。元通り可愛くなった」
泉夏の髪の毛を手櫛で適当に梳き、麻衣は真面目な顔で頷いた。
そんな麻衣がおかしくって、泉夏は吹き出した。
恋しくて恋しくて。
愛しくて愛しくて。
想いだけが募ってゆく。
ただただ-切ない。
張り裂けそうなほどに。
けれど。
また、逢える。
またあのひとに、逢える。
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