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桜の季節が巡っても
第14章 朧夜の春
「そんな事は思っていない」
秀王はきっぱり否定した。
「寧ろ、もっと眠っていて欲しいくらいなのに」
「え、どうして?」
今度は泉夏が考え込む番だった。
身体を寄せ答えを迫ってくる彼女に、秀王は戸惑ってしまう。
「やっぱり寝不足は良くない。それに-」
泉夏は小首を傾げ、彼をじっと見る。
その姿に増々対処出来なくなり-誤魔化すように、秀王は笑うしかなった。
「先生?」
さっぱり訳が分からずに。
泉夏は不審そうに顔を近付けた。
そうやって、無防備に近寄って来られるから困る-その一言は呑み込む。
信用されてるのは嬉しい。
勿論、そのつもりでいる。
けれど、どうかしてしまいそうになる心は、理性でどうにか抑えているに過ぎない。
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