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桜の季節が巡っても
第14章 朧夜の春
「俺はもうさっきからずっと誘われて、夢中になって、溺れてる」
-泉夏に。
真正面からの告白に、泉夏は固まってしまう。
まさかと思った。
長い片想いがようやく実った。
好きになってもらえた。
抱き締めてもらって。
キスをしてくれて。
こうしてふたりだけの夜を過ごしてる。
自分を好きだと言ってくれる気持ちを疑っていたわけではない。
それはもう、信じられないくらいだったけれど-でも彼は、真剣な想いを弄ぶような人間じゃない。
だから本当に好きになってもらえたのだと、心の底から嬉しかった。
幸せだけど-でもふと、思った。
どれくらい好きでいてくれるんだろう。
自分と同じ『好き』なのかな-考え、違うかも知れないと思ってしまった。
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