この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
桜の季節が巡っても
第14章 朧夜の春
罵られても。
叩かれても。
おかしくない事をしている。
なのに。
約束を反故し、組み敷かれた彼女は-そのどれをもしない。
従順過ぎるほどに、自分の為すがままだった。
潤んだ瞳は-自分だけを見つめてた。
汗ばみ頬に張り付いた黒髪。
乱れた着衣から覗く白く艶めかしい腹部。
目眩がする。
結局自らの欲を優先させてしまう。
耳朶を啄むように口付けていた秀王だったが、再び彼女の魅惑の唇を攫った。
あと、もう一度だけ-。
そのもう一度が果てなく続くのを知りながら-やめられない。
荒々しく舌を侵入させ、これ以上はないくらいに彼女の口内を掻き乱す。
接吻だけじゃ飽き足らず、他を欲し始めた身体の昂り。
それをどうにか忘れ、口付けだけに集中させるように。
/1346ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ