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桜の季節が巡っても
第14章 朧夜の春
嬉しかったのに。
『だめだ』って判断出来るくらいには、頭の中は冷めてたって事で。
抵抗してたわけじゃない。
身を任せてた。
なのに約束だなんて。
そんな最初から必要のない事を、どうして思い出してしまうの?
なんでこんな時でも冷静になれるの?
この上なく真面目な彼らしいけど。
そんな彼だから、こんなにも大好きなんだけど。
でも、今は。
『ごめん』なんかいらない。
謝って欲しくなんか。
また暫く逢えなくなる、最後の夜なのに。
また数か月逢えないのに。
それでいい?
ほんとにいい?
『それでもいい』と気持ちを切り替えられる程度の『夢中』って-。
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