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恋花火***Special Starmine
第1章 春うらら
4月
私たちは、高校二年生になった。
タケルとやっっと想いが通じて
さぁ盛り上がるよってところで
ものの見事にクラスが離れた。
私は1組。
タケルは8組。
よりによって一番遠いという……
しかも美波とレンも8組。
私だけ離れた……
「クラスに戻りたくないよ〜」
お昼休みは1組と8組の中間の廊下でタケルと過ごす。
「菜月人見知りするもんなぁ」
「実はそうなの。」
新学期ってほんと苦手。
美波は話しやすいからすぐに仲良くなれたけど、基本自分から話しかけるとか無理。
「離れたくない〜タケル〜」
ポロっと口から出ちゃう。
タケルと気持ちを通わせてからは、前よりは素直になれたかなー?とか思うんだけど。
どうかな?
「俺も菜月と一緒がよかった。」
うん、タケルも素直になった。
やっぱり私たちの関係は進化したと思う。
そんな私たちを、うぜーと言いながら美波とレンは見守っていてくれる。
「部活で会えるからそれまでがんばろ。」
「うん。」
廊下の端っこで
タケルが窓のふちに寄っかかって
その足の間に入る。
そうすればちょっと見上げるだけでキス出来るし
すぐにギュッて出来るから
お気に入りのポジション。
「不純だ〜」
そんな声がして振り向くと、ズルい顔して笑ってる茜先輩。
「茜先輩、なんか甘い匂いがします!」
「今日調理実習だったの。クッキー焼いた。」
「女子力〜!」
茜先輩は可愛くラッピングされたクッキーを手に持っていた。
「うまそ〜っすね」
「タケル君も菜月ちゃんに作ってもらったら?」
「いや、まぁ、はい…」
タケルが返事を濁した理由。
それは私が実はお菓子作りがべらぼうに下手だから。
数年前のクリスマスで作ったケーキも
タケルが落としたからグチャってなったと思われてるけど
実は初めからデコレーションはあんまり綺麗に出来なかったし。
今まで何度かトライしたシュークリームもペチャンコになっちゃうし
チョコの湯煎とか変な色になるし
お菓子作りはどうも苦手。
私たちは、高校二年生になった。
タケルとやっっと想いが通じて
さぁ盛り上がるよってところで
ものの見事にクラスが離れた。
私は1組。
タケルは8組。
よりによって一番遠いという……
しかも美波とレンも8組。
私だけ離れた……
「クラスに戻りたくないよ〜」
お昼休みは1組と8組の中間の廊下でタケルと過ごす。
「菜月人見知りするもんなぁ」
「実はそうなの。」
新学期ってほんと苦手。
美波は話しやすいからすぐに仲良くなれたけど、基本自分から話しかけるとか無理。
「離れたくない〜タケル〜」
ポロっと口から出ちゃう。
タケルと気持ちを通わせてからは、前よりは素直になれたかなー?とか思うんだけど。
どうかな?
「俺も菜月と一緒がよかった。」
うん、タケルも素直になった。
やっぱり私たちの関係は進化したと思う。
そんな私たちを、うぜーと言いながら美波とレンは見守っていてくれる。
「部活で会えるからそれまでがんばろ。」
「うん。」
廊下の端っこで
タケルが窓のふちに寄っかかって
その足の間に入る。
そうすればちょっと見上げるだけでキス出来るし
すぐにギュッて出来るから
お気に入りのポジション。
「不純だ〜」
そんな声がして振り向くと、ズルい顔して笑ってる茜先輩。
「茜先輩、なんか甘い匂いがします!」
「今日調理実習だったの。クッキー焼いた。」
「女子力〜!」
茜先輩は可愛くラッピングされたクッキーを手に持っていた。
「うまそ〜っすね」
「タケル君も菜月ちゃんに作ってもらったら?」
「いや、まぁ、はい…」
タケルが返事を濁した理由。
それは私が実はお菓子作りがべらぼうに下手だから。
数年前のクリスマスで作ったケーキも
タケルが落としたからグチャってなったと思われてるけど
実は初めからデコレーションはあんまり綺麗に出来なかったし。
今まで何度かトライしたシュークリームもペチャンコになっちゃうし
チョコの湯煎とか変な色になるし
お菓子作りはどうも苦手。