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恋花火***Special Starmine
第8章 レンタルヒーロー☆
「ごめん…、タケル。」

「ん?」

「一人になりたい…」


そんな私の申し出に、少し間を置いてタケルは「わかった」と言った。


…本当にタケルは変わってしまった。


前のタケルなら、ここで絶対"なんで?"って聞いてきてたはず。


意味わかんねーなんでだよって怒ってよ


ブスだのバカだのって言われたら、ちょっと怒ったふりをして、すぐに笑えるようになるのに…。


「…明日海だから、今日ちゃんと寝とけよ。」


タケルはそう言い残して、ロビーからいなくなった。


外は真っ暗で、もう何も見えない。


まるで私の心を表してるかのようだった。












しばらくすると足音がして


その足音が私のすぐ後ろで止まると


優しく頭を撫でられた。


…この、優しい手は。


顔をあげなくてもわかる。


「涙は心の汗だもんな」


そこにはヒーローが立っていた。


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