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恋花火***Special Starmine
第7章 夏の日の強化合宿
近づいてくるタケルの唇
……を、阻止する。
「な〜んでそっち向くんだよ。」
プイッとする私の頬を、ムギュッと掴み、「この顔おもしれー」そう言って笑う。
「なに怒ってんだよ。」
「タケルのせい!」
「いやいやなんで…あ。」
「なによ。」
「俺ちょっと乙女心わかったかもしんない!」
とか口に出しちゃうタケルは、完全に女心わかってない。
「あれでしょ?パインちゃんのこと!」
それしかねーだろ!俺天才!みたいな勢いで言ってくるけど。
「違うもん!」
「またまた。」
「それも気になるけど!もっと色々だもん!」
「当たってんじゃん。笑」
「笑うな!バカキャプテン!」
「その色々聞かせろ。全部。」
「全部…?」
「そう。菜月が笑顔になるまで俺聞くから。」
……もう
なんなの。
女心わかんないのがタケルだったじゃん。
なのにさ…
今、私の女心
ガッシリ掴まれた。
……を、阻止する。
「な〜んでそっち向くんだよ。」
プイッとする私の頬を、ムギュッと掴み、「この顔おもしれー」そう言って笑う。
「なに怒ってんだよ。」
「タケルのせい!」
「いやいやなんで…あ。」
「なによ。」
「俺ちょっと乙女心わかったかもしんない!」
とか口に出しちゃうタケルは、完全に女心わかってない。
「あれでしょ?パインちゃんのこと!」
それしかねーだろ!俺天才!みたいな勢いで言ってくるけど。
「違うもん!」
「またまた。」
「それも気になるけど!もっと色々だもん!」
「当たってんじゃん。笑」
「笑うな!バカキャプテン!」
「その色々聞かせろ。全部。」
「全部…?」
「そう。菜月が笑顔になるまで俺聞くから。」
……もう
なんなの。
女心わかんないのがタケルだったじゃん。
なのにさ…
今、私の女心
ガッシリ掴まれた。