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恋花火***Special Starmine
第8章 レンタルヒーロー☆
美波とレンは、今にもヤッちゃいそうな勢いでイチャつき始めたので
私とタケルはロビーに移動した。
「俺今夜どこで寝ればいいんだろう…」
たぶん、今夜は大盛り上がりを予想されるであろう2人。
そんな部屋には帰れるはずがない。
「じゃあ私の部屋で寝れば?」
それが自然な流れだと思った。
するとタケルは少し悩んでから、「それはマズイからやめとく。」と言ってきた。
「マズイってなにが?」
「さすがにキャプテンが女部屋で寝るのはちょっと…」
「エッチしといて今更?」
「そうなんだけど…でも泊まるのは…」
「んじゃー来なくていいよ。」
「またすぐ怒る。」
「怒ってないもん!」
もん!って…、私ってばほんと子どもみたい。
何にムカついてるのか自分でもわからないけど、気持ちを上手にコントロール出来ない。
口を開くと、思ってもない言葉が飛び出してしまいそうで、私は黙り込むしかなかった。
「菜月ぃ〜、怒んなよ。」
頬を指でムニムニされる。
…こんな事で拗ねてどうすんの
ほんとバカみたい。
もうウジウジするのをやめて、笑っていようって決めたのに。
タケルとはさっきキスもして、エッチもして、
そして愛の言葉も伝えてくれたのに
どうして私は。
こんなんじゃ愛想を尽かされてしまう。
十何年間も一緒にいたんだから、飽きられるのなんて時間の問題なのに。
頑張らなきゃ
もっともっと頑張らなきゃ…。
だけどどうしても笑えなくて
今の私はきっと
世界一可愛くないだろうなと思った。
私とタケルはロビーに移動した。
「俺今夜どこで寝ればいいんだろう…」
たぶん、今夜は大盛り上がりを予想されるであろう2人。
そんな部屋には帰れるはずがない。
「じゃあ私の部屋で寝れば?」
それが自然な流れだと思った。
するとタケルは少し悩んでから、「それはマズイからやめとく。」と言ってきた。
「マズイってなにが?」
「さすがにキャプテンが女部屋で寝るのはちょっと…」
「エッチしといて今更?」
「そうなんだけど…でも泊まるのは…」
「んじゃー来なくていいよ。」
「またすぐ怒る。」
「怒ってないもん!」
もん!って…、私ってばほんと子どもみたい。
何にムカついてるのか自分でもわからないけど、気持ちを上手にコントロール出来ない。
口を開くと、思ってもない言葉が飛び出してしまいそうで、私は黙り込むしかなかった。
「菜月ぃ〜、怒んなよ。」
頬を指でムニムニされる。
…こんな事で拗ねてどうすんの
ほんとバカみたい。
もうウジウジするのをやめて、笑っていようって決めたのに。
タケルとはさっきキスもして、エッチもして、
そして愛の言葉も伝えてくれたのに
どうして私は。
こんなんじゃ愛想を尽かされてしまう。
十何年間も一緒にいたんだから、飽きられるのなんて時間の問題なのに。
頑張らなきゃ
もっともっと頑張らなきゃ…。
だけどどうしても笑えなくて
今の私はきっと
世界一可愛くないだろうなと思った。