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一族の恥
第1章 お母さんへ
 そらそうやな。


 おまえはあんとき、不倫バカの酒飲みジジイと別れるか別れんかで頭いっぱいで、どうだっていい末息子のメシもつれん日々やったもんなぁ?



 おまえ、知らんかったやろ?
 俺と里奈子が康生呼び寄せるまでな、康生のやつ、夕飯は一人でコタツにくるまってテレビ見ながら、黙々とかっぱえびせん1袋、食っててんぞ。
 お母さんが置いてく千円で、毎日、自分でスーパーで買ってな。
 毎日あまった金貯めて、いっぱい貯まったら、お父さんも入れて、みんなで焼肉行くねん言うて、腹減ってんの我慢してな。



 そんくらい康生は健気やったんや。
 わかるか?



 お父さんがぼくら2人の兄貴にしたのと同じように強くて逞しい男になって欲しいいう願いのもとにほりこんだラグビースクールのな、近畿大会で優勝して、お父さんとお母さんが一緒になって笑顔になってほしいおもってな、毎日毎日みんな学校違うのに集まってな、日暮れまで公園で練習しとったんや。
 


 里奈子がようさん食わすお陰でスポンジみたいに栄養吸収して、小学生にしては、幼い顔つきには似合わん体格に成長してもて、逞しい身体にはちっさすぎるランドセル背負って、毎日な。



 そんないたいけな康生の姿をどっかからか毎日毎日見つめてな、あの気違い女はマンコを濡らしとったんじゃ。



 おいババア、この意味分かるか?




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