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第13章 トラウマの元凶

曄良は大きくなった日向のモノを掴むと、自ら自身の濡れている其処へ充てがう。
「んっ…あ…ぁぁ……」
曄良は、ゆっくりと腰を落としていく。甘美な声が曄良から漏れた。
日向は曄良の苦痛に耐える顔を見ながら、自分のモノが曄良の中で、大きくなるのを感じた。
『曄良、色っぽい……』
「んっ…ぁぁ……あんまり……見な…いで……」
『ムリだよ。曄良、すごく綺麗だ。』
日向は、曄良の胸を揉み、指で突起を撫でる。
「あっ……ん……ダメ……」
曄良の中が、キュと締まる。

「動くね……痛かったら…言って……ぁ」
曄良が自ら腰を上げ下ろしして、日向のモノを擦り上げる。
『あ…曄…良……ぁ…いい……』
日向は味わった事の無い快感に身を委ねた。曄良の腰を振る姿が堪らない。思わず曄良の蕾を触った。
「あっ…ダメ……ぁぁ……ぁぁっ……」
日向は自らも腰を突き上げた。
「あっ…やっ……ひな…た……」
『曄良っ……』
日向は身体が悲鳴を上げていたが、腰の動きを止める事は出来なかった。
「あっ…やっ…んっ……ダメっ…」
『曄良っ…あっ…はっ…う……くっ…』
腰の動きを早めて、登りつめていく。
『曄良っ…好きだっ…曄良ぁぁっ』
「んっ…あっ…あっ…ああぁぁっ……ひな…た…」
曄良は身体を反らせ、中が波打ち絶頂を迎えた。日向も最奥で、欲望をドクドクと放った。
曄良は乱れた髪を耳にかけ、自分の下で肩で息をしている日向の頬に、心配そうに手を添える。
「日向……大丈夫なの……？」
『肋骨、メッチャ痛い。』
「やだっ……先生呼んでくる！」
『ダメだ…まだ、中……抜かないで……大丈夫だから。ね。』
日向から降りようとする曄良の腕を掴んで、引き留める。
『泣かないで……ごめんね。』
曄良は、ポロポロ泣いていた。日向のことが心配でならなかった。
「嫌なの……日向が…いなくなっちゃうみたいで、嫌なの。」
『馬鹿だな。肋骨折れた位で死なないよ。大丈夫だから。ホラ。心臓動いてるでしょ？』
そう言うとひなたは曄の頭を引き寄せ、自分の胸へ抱きしめた。
「日向……大好きだよ……大好き」
泣きながら、何度も、何度も日向に言った。
『曄良…オレもだよ…大好きだ。』
そう言うと曄良を抱きしめて、頭を撫でた。