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The one …ただ一人の…
第3章 戸惑い
背後にすごい殺気を感じた。

『ひーなーたーぁーてめえ!!』

うわぁ!ごめんなさい!ごめんなさい!
と走り回る日向に掴みかかるマスター。

「うわー曄良さん、助けて!」

そう言って、曄良の後ろに隠れると曄良に腕を回し、抱きしめる。

『てめえ!いい加減にしろよ!』

「お兄ちゃん!大丈夫だから……」
と言う曄良に、
『襲われてたんだろ?』
マスターがまじめな顔をして聞く。
「ちっ違うよ。」
と言うと曄良は真っ赤になって俯く。
マスターが、ああという顔になって、改めて日向に言った。
『これ以上の事は、俺の許可を得てからだ、わかったな?』
「はいっ!」
仕事に戻る!と言って、マスターは店に戻っていった。


「あー怖かった。」
日向は、汗を拭った。
そんな日向を見て、ふふっと曄良は笑った。
あー笑ったなぁ?
と言うと日向は曄良のほっぺにチューとした。
真っ赤になる曄良。
「曄良さん、可愛い。」
日向は曄良の肩を抱き、顎に手をやる。
曄良は潤んだ瞳を日向に向け、ゆっくりと目を閉じた。
日向はゆっくりと唇を重ねた。
曄良の口奥に舌を入れ、戸惑う曄良の舌を絡めとる。
日向くん、キス上手い……。
曄良は、日向のキスに落ちていく感じがした。

『ん…っ…ん……んん…』

曄良の甘い声とクチュクチュと水音が響く。
互いの唾液が交わり合う。
何度も繰り返されたキスに、曄良は心が溶かされていった。
「曄良さん……」
日向は、曄良の首筋に顔を埋め、名前を呼んだ。
「曄良さん…大好きだ。」
そう言うと、曄良をもう一度抱きしめた。
2人は暫く抱き合ったまま、お互いの温もりを感じていた。

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