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The one …ただ一人の…
第15章 婚約者
山下は、あの後、看護師にしこたま怒られ、病室に戻って行った。曄良は、検査も終わったので、帰宅して良いと言われた。
山野辺社長は、曄良の職場へ事情は伏せて、3日程休みを取らせた。その通知が、日向に届く。
『曄良。3日間お休み取れたよ。』
タクシーの後部座席に座っていた日向は、曄良を見た。
『眠ってる…』
そっと曄良の肩を抱く。
日向は、プライベートルームがあるホテルに着くと、曄良をゆっくり抱き上げた。
そのままベットルームへ入り、曄良をそっと寝かせた。
『お休み…曄良。』
おでこにキスを落とした。
「ん…」
曄良はふと目を覚ました。
ん、まだ夜?
ベットルームの窓を見つめる。
「日向?」
ベットには、日向の姿はなかった。
曄良はゆっくりと部屋から出た。リビングのソファーに小さくなって、日向が寝ていた。
「風邪引いちゃうのに……」
曄良は日向の寝顔を見つめた。
不意に腕を掴まれ、曄良は目を見開いた。
『襲うぞ…』
掠れた声で、日向は呟く。
日向はゆっくりと起き上がると、曄良を抱きしめた。
『目、覚めたの?』
「うん…」
『大丈夫?怖い夢見なかった?』
「大丈夫だよ。」
『良かった…』
曄良は、日向を見上げて言った。
「寂しいから、一緒に寝て……」
『…誘ってるの?』
日向が悪戯っぽく笑った。
「もう……違うよ……」
『わかったよ。』
日向は曄良の頬にキスをすると、肩を抱いてベットルームへ入る。
「なんでソファーで寝てたの?」
上目遣いで言う曄良に、日向は言った。
『襲っちゃいそうだったから。』
曄良の手首を取る。包帯が巻かれていた。包帯の上からキスを落とす。
曄良をゆっくりベットに押し倒す。
「ダメだよ、骨折まだ、良くならないんでしょ?」
『大丈夫だよ。』
「本当に?」
曄良は心配そうに日向を見つめる。
日向は微笑んで、曄良の頭を優しく撫でた。
『怖くない?』
「日向だもん。怖くないよ?」
『良かった。』
日向は曄良にゆっくりと唇を重ねた。そっと舌を入れると、曄良の舌を追いかけ、絡めとる。そしてまた、唇を重ねた。
曄良のバスローブをゆっくりと脱がせていく。
ふと胸を触ろうとして、手を止めた。
『曄良。ここ痛くない?』
日向は、赤く腫れているその先端をそっと触った。
「ん…少し痛いかも…」
山野辺社長は、曄良の職場へ事情は伏せて、3日程休みを取らせた。その通知が、日向に届く。
『曄良。3日間お休み取れたよ。』
タクシーの後部座席に座っていた日向は、曄良を見た。
『眠ってる…』
そっと曄良の肩を抱く。
日向は、プライベートルームがあるホテルに着くと、曄良をゆっくり抱き上げた。
そのままベットルームへ入り、曄良をそっと寝かせた。
『お休み…曄良。』
おでこにキスを落とした。
「ん…」
曄良はふと目を覚ました。
ん、まだ夜?
ベットルームの窓を見つめる。
「日向?」
ベットには、日向の姿はなかった。
曄良はゆっくりと部屋から出た。リビングのソファーに小さくなって、日向が寝ていた。
「風邪引いちゃうのに……」
曄良は日向の寝顔を見つめた。
不意に腕を掴まれ、曄良は目を見開いた。
『襲うぞ…』
掠れた声で、日向は呟く。
日向はゆっくりと起き上がると、曄良を抱きしめた。
『目、覚めたの?』
「うん…」
『大丈夫?怖い夢見なかった?』
「大丈夫だよ。」
『良かった…』
曄良は、日向を見上げて言った。
「寂しいから、一緒に寝て……」
『…誘ってるの?』
日向が悪戯っぽく笑った。
「もう……違うよ……」
『わかったよ。』
日向は曄良の頬にキスをすると、肩を抱いてベットルームへ入る。
「なんでソファーで寝てたの?」
上目遣いで言う曄良に、日向は言った。
『襲っちゃいそうだったから。』
曄良の手首を取る。包帯が巻かれていた。包帯の上からキスを落とす。
曄良をゆっくりベットに押し倒す。
「ダメだよ、骨折まだ、良くならないんでしょ?」
『大丈夫だよ。』
「本当に?」
曄良は心配そうに日向を見つめる。
日向は微笑んで、曄良の頭を優しく撫でた。
『怖くない?』
「日向だもん。怖くないよ?」
『良かった。』
日向は曄良にゆっくりと唇を重ねた。そっと舌を入れると、曄良の舌を追いかけ、絡めとる。そしてまた、唇を重ねた。
曄良のバスローブをゆっくりと脱がせていく。
ふと胸を触ろうとして、手を止めた。
『曄良。ここ痛くない?』
日向は、赤く腫れているその先端をそっと触った。
「ん…少し痛いかも…」