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第16章 男のプライドと…

柔らかな胸を揉みながら、舌で先端を刺激する。

「んんっ…あっ……いっ…あっ」
『もっと感じて……曄良っ……』

反対の胸の先端を指で摘み、擦り上げる。

「あっ……ああっ…んんっ……いっ…あっ……」

ピクピクと腰が跳ね、曄良に絶頂が訪れた事がわかる。
日向はしなやかな指で太腿をさすり、曄良を焦らしていく。

「あっ……ああっ…んんっ……」

いつもの様に、脚を擦り合わせている。曄良が濡れてくると、必ずこの仕草をする。

『濡れて来た？ココ疼いてるの？』

そう言って、そっと手を割り入れると曄良の濡れているそこに、日向は指を沈める。

「ああんっ……いっ…いいっ…あっ……」

『もっと、喘ぎ声聴かせて。』
そういうと、指の本数を増やして、さらに抜き差しを繰り返す。

「あっ……ああ……っ…」
息が上がっくる曄良……

もうすぐ、絶頂に達する…その直前に日向の指の動きが止まる。

「あっ……えっ……」
日向の指をキュキュと締め付ける。

そしてしばらくすると、また指を動かす。激しく……

「あっ……っ…あっ…んっ…んっ」
そしてまた上り詰めると止められる。

「日向…っ…ん」
『辛い？』

また、日向の指が動く。長い指が曄良の良いところを擦り上げる。

「あっ……ああ……っ…んんっ…」
もう少しで…イケるのに……またっ……！

曄良の瞳に涙が浮かぶ。
顔を紅潮させ、肩で息をしている。
きっと、お仕置きなんだ。日向は渉との事を怒ってる…
涙が流れた……

『曄良っ…オレ……ヤキモチばっかりだな…』
「んっ……ふっ……いっいっの…ひなたっ…の…気がすむ……まで……いじめ…てっ……あっ……」

また指で中を掻き回す。グリグリと曄良の中を指で刺激する。抜き差しを始めるとすぐに上り詰めそうになる。

もう何度寸止めを繰り返したかわからない。
曄良は、もう息をするのが辛かった。

「あっ……ひなっ……た……あっ……」
あっ…………なんか……変……

突然、曄良の呼吸が不規則になり、過呼吸を起こす。

「あっ曄良っ？どうした？」
曄良は息が吸えなくて、苦しそうに喘ぐ。
首に手を当て、顔色が真っ青になった。

「曄良っ……ちょっと、しっかりしろ！」
慌てて、袋を探す。
曄良を抱き上げ、口に袋を当てる。
「ゆっくり呼吸して。」
何度か繰り返すと呼吸が安定する。