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The one …ただ一人の…
第4章 初デート
電車で移動し、スカイツリー駅に着くと、降りるよと曄良の手を引く。
『ね、ね、スカイツリー?』
曄良は興奮気味に、日向に聞いて来た。
「そうだよ。」
半ば悲鳴をあげながら、喜ぶ曄良を、日向は嬉しそうに見つめた。
子供みたいだなぁ。可愛い……可愛いよぉ!
『すごーい!日向くん大きい、高いねー!!』
スカイツリーの麓で、はしゃぐ曄良を見つめていると、上を向いてクルクル回っている。ふと目が回ったのか、フラフラっとよろめく。
「曄良さん、大丈夫?」
倒れそうになった曄良を抱きかかえた。
『目が回っちゃった。』
ペロっと舌を出して、戯ける。
「可愛い。」
そう言うと、頬に軽くキスをする。そのまま、肩を抱き寄せ、水族館へ向かう。
「スカイツリーは夕方、予約してあるから」
『本当?嬉しい!!』
「なので、まずは水族館に行こ!」
手を繋いで、チケット売り場に並ぶ。お財布を持ってニコニコしてる曄良に、日向は
「なんで、お財布出してるの?」
と聞く。
『えっ、だってチケット買うから』
ダメ、閉まって。今日はオレが出すから。
と言って財布を取り上げると曄良の鞄にしまう。
『だって、展望台予約してもらったのに。』
あのね。
と諭すように日向が言う。
「オレ、高校の時から色々バイトして、お金結構貯めてあるから。今日はオレが払う。デートの時くらいカッコつけさせてよ。ねっ。」
日向が曄良の頭をポンポンとする。
『わかった。でも、無理はしないでね。』
「了解です。」
そう言うと、日向は水族館のチケットを2枚買って、曄良に渡すと水族館に向かった。
『ね、ね、スカイツリー?』
曄良は興奮気味に、日向に聞いて来た。
「そうだよ。」
半ば悲鳴をあげながら、喜ぶ曄良を、日向は嬉しそうに見つめた。
子供みたいだなぁ。可愛い……可愛いよぉ!
『すごーい!日向くん大きい、高いねー!!』
スカイツリーの麓で、はしゃぐ曄良を見つめていると、上を向いてクルクル回っている。ふと目が回ったのか、フラフラっとよろめく。
「曄良さん、大丈夫?」
倒れそうになった曄良を抱きかかえた。
『目が回っちゃった。』
ペロっと舌を出して、戯ける。
「可愛い。」
そう言うと、頬に軽くキスをする。そのまま、肩を抱き寄せ、水族館へ向かう。
「スカイツリーは夕方、予約してあるから」
『本当?嬉しい!!』
「なので、まずは水族館に行こ!」
手を繋いで、チケット売り場に並ぶ。お財布を持ってニコニコしてる曄良に、日向は
「なんで、お財布出してるの?」
と聞く。
『えっ、だってチケット買うから』
ダメ、閉まって。今日はオレが出すから。
と言って財布を取り上げると曄良の鞄にしまう。
『だって、展望台予約してもらったのに。』
あのね。
と諭すように日向が言う。
「オレ、高校の時から色々バイトして、お金結構貯めてあるから。今日はオレが払う。デートの時くらいカッコつけさせてよ。ねっ。」
日向が曄良の頭をポンポンとする。
『わかった。でも、無理はしないでね。』
「了解です。」
そう言うと、日向は水族館のチケットを2枚買って、曄良に渡すと水族館に向かった。