この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
The one …ただ一人の…
第4章 初デート
電車で移動し、スカイツリー駅に着くと、降りるよと曄良の手を引く。
『ね、ね、スカイツリー?』
曄良は興奮気味に、日向に聞いて来た。
「そうだよ。」
半ば悲鳴をあげながら、喜ぶ曄良を、日向は嬉しそうに見つめた。
子供みたいだなぁ。可愛い……可愛いよぉ!

『すごーい!日向くん大きい、高いねー!!』
スカイツリーの麓で、はしゃぐ曄良を見つめていると、上を向いてクルクル回っている。ふと目が回ったのか、フラフラっとよろめく。
「曄良さん、大丈夫?」
倒れそうになった曄良を抱きかかえた。
『目が回っちゃった。』
ペロっと舌を出して、戯ける。
「可愛い。」
そう言うと、頬に軽くキスをする。そのまま、肩を抱き寄せ、水族館へ向かう。
「スカイツリーは夕方、予約してあるから」
『本当?嬉しい!!』
「なので、まずは水族館に行こ!」

手を繋いで、チケット売り場に並ぶ。お財布を持ってニコニコしてる曄良に、日向は
「なんで、お財布出してるの?」
と聞く。
『えっ、だってチケット買うから』
ダメ、閉まって。今日はオレが出すから。
と言って財布を取り上げると曄良の鞄にしまう。
『だって、展望台予約してもらったのに。』
あのね。
と諭すように日向が言う。
「オレ、高校の時から色々バイトして、お金結構貯めてあるから。今日はオレが払う。デートの時くらいカッコつけさせてよ。ねっ。」
日向が曄良の頭をポンポンとする。
『わかった。でも、無理はしないでね。』
「了解です。」
そう言うと、日向は水族館のチケットを2枚買って、曄良に渡すと水族館に向かった。
/303ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ