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The one …ただ一人の…
第22章 愛のカタチ
「野菜と肉の下ごしらえは、曄良さんが午前中してくれて、既に冷蔵庫に入ってます。」
『お前、やけに詳しいな?』
「えっ?手伝っていたので。」
『二人っきりで?』
「あっ……はい。」
『ふーん。』
明らかに機嫌が悪くなる。
「日向さん、午前中買出しだったじゃないですか?」
『そうだけど…』
「何もしてないですよ。」
『キスもハグも?』
「あっ……それは…ど、どうだったかな?」
『あ。したんだ。』
「あ。いや。」
「曄良さん、おはようございます。あれ?日向さんは?」
『あ、おはようございます。バーベキューセット、なんか足りない物があったって買出しに。』
「そうなんですか?」
『山下さん、早いですね。外は3時くらいから準備って言ってましたよ?』
山下は、ははっと笑って、早すぎでしたね。
いや何か手伝える事あるかな?なんて…
「出直してきます。」
山下は、そう言うとエレベーターへ歩いて行く。
『あ。』
曄良は思わず、山下の腕を掴んだ。
山下はビックリして、振り返る。
「どうしました?」
『あ……ごめんなさい。良かったら、野菜とかの下ごしらえ、手伝って貰えます?』
曄良はそう言うと頬をピンクに染めて、慌てて腕を離す。
「ありがとうございます。喜んで。」
山下はニッコリ笑った。
曄良は、冷蔵庫から野菜を取り出し、水洗いを始める。
山下が、急に背後に回って、曄良の肩を抱いた。
『えっ……山下さん?』
「さっき、なんで呼び止めてくれたんですか?」
曄良は耳まで真っ赤になる。
山下は耳元で囁く。
「何を思ったんですか?」
曄良は俯きながら、小さい声で答える。
『…寂しそうだったから……』
曄良がそう答えると、山下は抱きしめる力を強めた。
「曄良さんは、優しい。」
そう言うと、水を止めて、曄良の手を取った。
振り向かせると、曄良の唇にそっと重ねる。
曄良の唇から相変わらず戸惑いが伝わる。
それを無視して、強引に舌を入れる。
「んっ…ん……」
曄良から甘い声が漏れ、戸惑いながら、舌をゆっくり絡めてくれる。
山下は、曄良の腰に手を回し、さらに舌で曄良の口内を味わう。
ゆっくりと曄良を解放する。
潤んだ瞳で見上げてくる曄良を愛おしそうに抱きしめる。
「すみません。止まらなくて。」
『…はい…』
「曄良さん。もう一回、キスしてもいいですか?」
『お前、やけに詳しいな?』
「えっ?手伝っていたので。」
『二人っきりで?』
「あっ……はい。」
『ふーん。』
明らかに機嫌が悪くなる。
「日向さん、午前中買出しだったじゃないですか?」
『そうだけど…』
「何もしてないですよ。」
『キスもハグも?』
「あっ……それは…ど、どうだったかな?」
『あ。したんだ。』
「あ。いや。」
「曄良さん、おはようございます。あれ?日向さんは?」
『あ、おはようございます。バーベキューセット、なんか足りない物があったって買出しに。』
「そうなんですか?」
『山下さん、早いですね。外は3時くらいから準備って言ってましたよ?』
山下は、ははっと笑って、早すぎでしたね。
いや何か手伝える事あるかな?なんて…
「出直してきます。」
山下は、そう言うとエレベーターへ歩いて行く。
『あ。』
曄良は思わず、山下の腕を掴んだ。
山下はビックリして、振り返る。
「どうしました?」
『あ……ごめんなさい。良かったら、野菜とかの下ごしらえ、手伝って貰えます?』
曄良はそう言うと頬をピンクに染めて、慌てて腕を離す。
「ありがとうございます。喜んで。」
山下はニッコリ笑った。
曄良は、冷蔵庫から野菜を取り出し、水洗いを始める。
山下が、急に背後に回って、曄良の肩を抱いた。
『えっ……山下さん?』
「さっき、なんで呼び止めてくれたんですか?」
曄良は耳まで真っ赤になる。
山下は耳元で囁く。
「何を思ったんですか?」
曄良は俯きながら、小さい声で答える。
『…寂しそうだったから……』
曄良がそう答えると、山下は抱きしめる力を強めた。
「曄良さんは、優しい。」
そう言うと、水を止めて、曄良の手を取った。
振り向かせると、曄良の唇にそっと重ねる。
曄良の唇から相変わらず戸惑いが伝わる。
それを無視して、強引に舌を入れる。
「んっ…ん……」
曄良から甘い声が漏れ、戸惑いながら、舌をゆっくり絡めてくれる。
山下は、曄良の腰に手を回し、さらに舌で曄良の口内を味わう。
ゆっくりと曄良を解放する。
潤んだ瞳で見上げてくる曄良を愛おしそうに抱きしめる。
「すみません。止まらなくて。」
『…はい…』
「曄良さん。もう一回、キスしてもいいですか?」