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The one …ただ一人の…
第4章 初デート
水族館を後にして、
プラネタリウムもあるよ!
と日向は言ったが、もったいないと曄良に怒られる。
「せっかくだから、行こうよ。」
『じゃ、次回ねっ。』
日向の目が輝いた!!
「また、デートしてくれるの?」
日向を見上げて、コクリと頷いた。
そう言って俯く曄良は、耳まで真っ赤だった。

そのあと、ショップを見て回り、曄良さんに似合いそうなのを見つけるたびに、買って上げるよってレジに持って行こうとすると、曄良さんにムダ使いと怒られ阻止される。
『もう、日向くん。自分の物を買いなよ!』
「それこそ勿体ないよ。曄良さんの為に使うお金はムダじゃないよ?」

『もう、嫌いに、なるよ。』
曄良は頬を膨らませて怒る。

「あーっ。酷い、奥の手使ったな?」
日向は曄良の頭をクシャっと撫でる。
「あっ、でも待って、嫌いになるって事は、今は好きって事?」
日向にそう言われ、顔を覗き込まれて、曄良は頬をピンクに染めて、怒りだした。

『もう、知らない!』
そして、ドンドン歩いて行ってしまう。
「あっもう、ごめん、ごめん。」
慌てて追いかける。
一瞬見失って焦るが、あるショップの所で足を止め、ショウインドウを見てる曄良を発見した。
何を見てるんだろう?買って上げるのに…
不意にそう思い、声をかけようと思って挙げた手を止めた。
そのまま、曄良がそのショップから離れるのを待つ。
しばらくすると、曄良はそのまま近くの化粧室に入って行った。
良し!日向はそのまま曄良が足を止めていたショップに入って行った。


曄良は化粧室から出てくると、急に後ろから抱きしめられる。
「つかまえた!」
『日向くん。』
「ごめんね。謝るから、もう鬼ごっこ終わりにして。」
『…わかった…』
抱きしめられて、大人しくなった曄良に言った。
「さっ、鬼ごっこしたらお腹減っちゃった。お店予約しちゃったから、そこで食べようね。」
日向がニコニコ笑ってる。
『なんか、嫌な予感』
曄良は怪訝そうに日向を見る。
「まあ。まあ。」
そう言って、曄良の腰に手を回し、エスコートした。
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