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The one …ただ一人の…
第23章 The one
「日向さんにとって、メロメロになる相手も、甘やかす相手も、曄良ちゃんなんだ。」
『そうですよ。オレの一番は、今までも、これからも、曄良なので。』
曄良が真っ赤な顔になる。
『という事で、本格的充電をしたいので、曄良、連れて帰りますね。』
「ちょっと。」
『嫌なの?』
寂しそうにいう。
「嫌じゃないけど……」
バカップルだ。
結城はそんな事を思いながら、杏樹に目をやり、ため息を吐く。
「行きなさい。杏樹ちゃんは、まだ遊んでるから、後でお届けするわ。なんならお泊まりでも良いわよ?」
曄良が断るよりも先に、日向が答えた。
『本当に?結城さん神様!』
そう言うと、日向は杏樹の元へ走って行く。
しゃがみ込んで、何やら話していると、子供達から歓声が上がる。子犬の様に走ってくる日向。
『子供達、OKだって!』
結城は大笑いしていた。
「ごめんなさい。結城さん。」
曄良は申し訳なさそうに言った。
『良いわよ。未来の花嫁預かるくらいなんてことないから、気にしないで。』
とウインクしてくる。
日向は??見たいな顔をしたが、曄良の手を取ると、結城さんに頭を下げた。
「じゃ、杏樹の事お願いします。」
曄良は後ろ髪引かれながら、日向に連れて行かれる。
『曄良ちゃん。いっぱい愛されてね。』
結城さんはニヤニヤして見送った。
『そうですよ。オレの一番は、今までも、これからも、曄良なので。』
曄良が真っ赤な顔になる。
『という事で、本格的充電をしたいので、曄良、連れて帰りますね。』
「ちょっと。」
『嫌なの?』
寂しそうにいう。
「嫌じゃないけど……」
バカップルだ。
結城はそんな事を思いながら、杏樹に目をやり、ため息を吐く。
「行きなさい。杏樹ちゃんは、まだ遊んでるから、後でお届けするわ。なんならお泊まりでも良いわよ?」
曄良が断るよりも先に、日向が答えた。
『本当に?結城さん神様!』
そう言うと、日向は杏樹の元へ走って行く。
しゃがみ込んで、何やら話していると、子供達から歓声が上がる。子犬の様に走ってくる日向。
『子供達、OKだって!』
結城は大笑いしていた。
「ごめんなさい。結城さん。」
曄良は申し訳なさそうに言った。
『良いわよ。未来の花嫁預かるくらいなんてことないから、気にしないで。』
とウインクしてくる。
日向は??見たいな顔をしたが、曄良の手を取ると、結城さんに頭を下げた。
「じゃ、杏樹の事お願いします。」
曄良は後ろ髪引かれながら、日向に連れて行かれる。
『曄良ちゃん。いっぱい愛されてね。』
結城さんはニヤニヤして見送った。