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The one …ただ一人の…
第23章 The one
山下は日向に慌ててタオルを渡す。
『とりあえず、部屋に戻ってから、曄良と相談だな?』
「えっ?曄良さんが良いって言ったら……」
『さあな?』
日向は意地悪く笑った。
「さあなって何ですか?」
日向は曄良を抱きかかえ、車から降りる。
グッタリする曄良は艶っぽくて、誘ってるようにしか見えない。
ふと山下は何かが袖口に引っかかってるのを感じた。
「あっ…曄良さん?……」
曄良が潤んだ瞳をして、山下の袖口を掴んでいた。
その光景を目にして、日向はため息を吐く。
『なんだよ曄良。山下を誘ってるのか?』
日向は曄良を見つめる。
「ちが…う。助けて……ほしくて」
日向の眉が上がった。
『曄良…お仕置きだな?覚悟しろよ。』
曄良が、潤んだ瞳から涙を零しながら、首を振りながら、日向に抱きつく。
『ダーメ。今更。お仕置き決定。』
「やっ…」
日向は既に抱きかかえたまま、曄良の太腿を摩っていく。
『山下、お仕置き手伝え!』
「えっ、あっはい!喜んで!」
居酒屋か?お前は?
「いや、すみません。つい。」
山下は何時ものクールな表情が崩れ、ニコニコと笑った。
曄良は恨めしそうに山下を見つめ、日向に抱きつきながら、首を振って抵抗した。
『ダメ。曄良に拒否権ないからね。』
そう言って、ベッドルームに入っていった。
『とりあえず、部屋に戻ってから、曄良と相談だな?』
「えっ?曄良さんが良いって言ったら……」
『さあな?』
日向は意地悪く笑った。
「さあなって何ですか?」
日向は曄良を抱きかかえ、車から降りる。
グッタリする曄良は艶っぽくて、誘ってるようにしか見えない。
ふと山下は何かが袖口に引っかかってるのを感じた。
「あっ…曄良さん?……」
曄良が潤んだ瞳をして、山下の袖口を掴んでいた。
その光景を目にして、日向はため息を吐く。
『なんだよ曄良。山下を誘ってるのか?』
日向は曄良を見つめる。
「ちが…う。助けて……ほしくて」
日向の眉が上がった。
『曄良…お仕置きだな?覚悟しろよ。』
曄良が、潤んだ瞳から涙を零しながら、首を振りながら、日向に抱きつく。
『ダーメ。今更。お仕置き決定。』
「やっ…」
日向は既に抱きかかえたまま、曄良の太腿を摩っていく。
『山下、お仕置き手伝え!』
「えっ、あっはい!喜んで!」
居酒屋か?お前は?
「いや、すみません。つい。」
山下は何時ものクールな表情が崩れ、ニコニコと笑った。
曄良は恨めしそうに山下を見つめ、日向に抱きつきながら、首を振って抵抗した。
『ダメ。曄良に拒否権ないからね。』
そう言って、ベッドルームに入っていった。