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ロマンスが降り注ぐ
第1章 夢のあとさき
15歳。
本来ならば高校受験で慌ただしく過ごす日々だろうが、
瑞季には親も居なく学校にも興味がないので行かなくなった。
生活のために春を売っている。
バレたら鑑別所行きだけど、
バレるわけないもん♪と気楽に考えていた。
ネカフェで座椅子に丸くなり、
取り付けの毛布を被り寝る。
汗をたくさんかいたから直ぐ寝息をたてた。
バシャッ。
水滴が顔にかかり、
目が覚める。
『きゃ!な、何っ』
大きな声が出てしまった。
遠くの個室から舌打ちが聞こえた。
頭上をみると…
隣のブースから男の子が顔を覗かせて『ごめん』と小さな声で囁いている。
本来ならば高校受験で慌ただしく過ごす日々だろうが、
瑞季には親も居なく学校にも興味がないので行かなくなった。
生活のために春を売っている。
バレたら鑑別所行きだけど、
バレるわけないもん♪と気楽に考えていた。
ネカフェで座椅子に丸くなり、
取り付けの毛布を被り寝る。
汗をたくさんかいたから直ぐ寝息をたてた。
バシャッ。
水滴が顔にかかり、
目が覚める。
『きゃ!な、何っ』
大きな声が出てしまった。
遠くの個室から舌打ちが聞こえた。
頭上をみると…
隣のブースから男の子が顔を覗かせて『ごめん』と小さな声で囁いている。