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ロマンスが降り注ぐ
第1章 夢のあとさき
5時間経ち、
ネカフェを出る。
男の子が付いてきた。
夜が明けようとしている。
『なんなのよぉ、あなた』
『俺はきみのためにここに来たんだ。
きみを救ってあげる』
頭のおかしい人みたい。
スルースルー!
『さっきはコーヒーかけちゃってごめんね?
シミになってるね、
服をあげるよ』
男の子は手を叩いた。
ふわり、と瑞季の顔にニットが現れる。
『………へっ』
『汚したぶんの服さ!』
手に取ると、
本物の白いセーターだ。
『他に何がほしい?
何でも出せるよ♪』
夢でも見てるのかな?
頬をつねったが、痛い!
ネカフェを出る。
男の子が付いてきた。
夜が明けようとしている。
『なんなのよぉ、あなた』
『俺はきみのためにここに来たんだ。
きみを救ってあげる』
頭のおかしい人みたい。
スルースルー!
『さっきはコーヒーかけちゃってごめんね?
シミになってるね、
服をあげるよ』
男の子は手を叩いた。
ふわり、と瑞季の顔にニットが現れる。
『………へっ』
『汚したぶんの服さ!』
手に取ると、
本物の白いセーターだ。
『他に何がほしい?
何でも出せるよ♪』
夢でも見てるのかな?
頬をつねったが、痛い!