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ロマンスが降り注ぐ
第1章 夢のあとさき
男の子はよく見ると目が蒼く、
身体は白人のように白い。年齢は同じくらい。
(ハーフ?
外国人?)
白いニットを手に持ったまま目を丸くする。
『信じられない?
でも、ほら!君の手にあるニットはホンモノだよ。
これも』
男の子は背中を向けた。
バサッと布を叩くような音がして、
背中にハの字に『白い羽根』が現れた。
『はためくよ?ほら!』
バサバサッと鳥のように羽根が動く。
(アタシは頭がおかしくなっちゃったんだ…)
瑞季は茫然とする。
『ほら、早く着替えて。
君には白い色が似合うよ』
夢ならば、
いいか………!
おかしくなっちゃったなら、とことんおかしくなっちゃえ!
瑞季はシミのついた服を脱ぎ捨て、
白いニットを頭から被る。
ニットワンピースだ。
裾にレースがついている。何時もTシャツとデニムだから、
脚がスースーする。
身体は白人のように白い。年齢は同じくらい。
(ハーフ?
外国人?)
白いニットを手に持ったまま目を丸くする。
『信じられない?
でも、ほら!君の手にあるニットはホンモノだよ。
これも』
男の子は背中を向けた。
バサッと布を叩くような音がして、
背中にハの字に『白い羽根』が現れた。
『はためくよ?ほら!』
バサバサッと鳥のように羽根が動く。
(アタシは頭がおかしくなっちゃったんだ…)
瑞季は茫然とする。
『ほら、早く着替えて。
君には白い色が似合うよ』
夢ならば、
いいか………!
おかしくなっちゃったなら、とことんおかしくなっちゃえ!
瑞季はシミのついた服を脱ぎ捨て、
白いニットを頭から被る。
ニットワンピースだ。
裾にレースがついている。何時もTシャツとデニムだから、
脚がスースーする。