この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
歪んだ三重奏 ~ドS兄弟に翻弄されル~
第9章 眠る男

「‥きゃあッ?」

通路を曲がったミレイは彼を見つけて小さな悲鳴をあげた。


“ だれっ!? これ──ッ ”


隅の壁にもたれながら、足を放り出して床に直接、座っている──。

具合が悪くて倒れているようにしか見えないが、慌てて近付くと寝息が聞こえた。


「これって寝ているの…?」

「スー、スー‥」


彼の横に腰を下ろして眠っていることを確認する。

それでも心配なミレイは、床の上で俯いて眠るその男の姿をまじまじと見詰めた。


顔は見えないけれど、職員の服装ではない。

ここの生徒の中では若い方だと思う。

でも自分よりは年上で、長い足を見る限り背も高そうだ。


“ ふわふわな金髪… ”

顔の代わりにミレイが観察したのは彼の髪の毛。



/678ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ