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歪んだ三重奏 ~ドS兄弟に翻弄されル~
第9章 眠る男



「…あんたさ」



あ、喋った



「──…ウザい、ね」


「な…ッッ」



かと思えば、何て失礼な人だろう。



「うざいなんて…わたしはただ、こんな所に寝転がってるから心配して…!!」

「……それがウザいと言っている」

「…む」

「頭……悪いの?」


男はにこりとも笑わない。

だから彼の言葉は冗談ではなくて本気で言っているのだと伝わってくる。

しかしこうも一方的に暴言を吐かれたら、さすがのミレイもムカついてしまう。


「ウザいも何も、ここは図書館…しかも立ち入り禁止の場所でしょう!見るからに怪しい人を見たらほうっておけません」

「俺は、寝ているだけだ」

「……うそ。どうしてわざわざこの部屋で」

「誰も来ないからな」


くって掛かる彼女の相手をすること無く

大きくあくびをすると再び目を閉じる──。


「待って!…ちょっ、寝ないで下さい」

「……っ…ン、なんで?」


それを遮ったミレイを、男は気だるげに見上げた。


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