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歪んだ三重奏 ~ドS兄弟に翻弄されル~
第12章 もっと深い トコロ で

スミヤは長銃を足元に捨てる。

「ン…─、フフ‥」

じっくりと丁寧に…彼女の口内を支配する。

舌で歯列をなぞり、戸惑っている彼女の舌を巻き込んで絡ませる。

「フフ……っ ハ…」

何度も出し入れを繰り返しながら

吐息と一緒に笑みを零した。


「不思議そうな目をしているね」

「…っ、ン…ハァ……っ」


頬に添えた指で愛しむように彼女を撫でながら、なされるがままに舌を受け入れるミレイに囁いた。



「…ネェ…不思議だよね?どうして…君は抵抗できないんだろう…」


「ハァ…ハァ…っ… てい こう……?」


「手を縛られているから?いいや──…違うよね。手が使えなくったって…足で僕を蹴るなり、首をひねってキスを拒んだり…できる筈なのに」


「…そんなッ…ん──…」


ミレイの言葉を待たず

彼は唇をふさぐ──。



“ 抵抗……そうだ、わたしスミヤさんを拒絶しないといけないのに……!! ”



「…は…ぁ…、んッ…ン」

「ン……でも君はできない」



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