この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
歪んだ三重奏 ~ドS兄弟に翻弄されル~
第13章 逃走

お金を払い、工具箱を両手に抱える。

「じゃあ…」

購買部の建物を出て、ミレイは同級生等に別れを告げた。




....



「……今日、あの子元気ないね」


購買に来たメンバーの中で年長の男が言う。


「寂しいのかもな。他に女の子いないし」

「飯に誘おうかと思ったけど…」

「──…」


彼女の後ろ姿を見ながら…


「…やっぱ…変だよな」


放っておけなくなったナツは、彼女を追いかけた。



「どうすんだよナツ!」

「悪い、また明日な」

「…っ…ぬけがけかよ」


残された者達は互いに顔を見合せ、ある者はニヤッとした。


「ナツの奴…。ぜったい枢木さんを狙ってるよな」

「幼なじみとかじゃねぇの?」

「そうなのか?」


そして二人の邪魔はしないように、さっさとその場から立ち去っていった。






/678ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ