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歪んだ三重奏 ~ドS兄弟に翻弄されル~
第17章 留守番

「やめ…ッ 何するの」

「暴れるな」

驚いたミレイは身体をよじり、危うく腕が鍋に当たりそうに──。

「どうせお前は忘れてんだろ?俺の前で抵抗なんて意味無いってな…」

「…いや…//」

服の上を這う男の手。
遠慮なく胸の膨らみを揉んでくる。


「いきなりやめて…!! それに今、料理中…っ」

「──…そのとおり、お前は料理に専念しろよ?」

「…っ」

「不味かったら ぶっ飛ばす」

「ムリだってば…!!」


首の筋に顔をうめられ、うなじに彼の息を感じた。

ゾクリと背筋がこそばゆい。


「俺が食ってやるって言ってんだから、ありがたく作れよ」

「だったら邪魔しないでよ」

それに、そんな耳許で喋らないで


「邪魔なんてしてない…。手は自由にさせてやってるだろうが」

「…ハァ、ん…っ」

「俺はただ…ク…、お前の身体をゆっくり…撫で回してるだけだろ。……こんなふうに耳を舐めながら」

「はあ…ッ」


ハルトは耳垢に舌を入れ、彼女が嫌がる様子を楽しんだ。


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