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第18章 not genius, but....

「何してるの？」

「見てわかんねぇのかよ」

リビングの中心には大きなテーブルがあり、ソファに座るハルトはペンを片手に本のページをめくっている。

厚い本が三冊と、小さめのが二冊

テーブルに広げられていた。


「…見てもわからないわ」

パッと見た感じ、勉強中にしか思えないけれど

ハルトに限ってそんな筈はない。


…読書？


そんなバカな…


「まさかとは思うけど」

「──…」

「スミヤさんの本に悪戯してるの…？」

「…殺されたいのかよお前…!!」

「…っ」


違うみたいです