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歪んだ三重奏 ~ドS兄弟に翻弄されル~
第4章 男女差別!
部屋に入り、ぐるりと見渡す。
届けられた荷物をほどき、数少ない手持ちの服をクローゼットにかけていった。
白を基調とした家具が可愛らしい。
生まれて初めての自分だけの個室に、今の今まで懐いていた不満もやわらいでいく。
そんな具合で荷解きを進めていくと、荷物は多くないのですぐに片付いた。
外は少しづつ薄暗くなる。
明日の準備をしてもいいけれど…
「先にお風呂に入ろうかな」
朝からの様々な手続きですっかり疲れてしまった。
浴槽でゆっくりリフレッシュしたい。
ミレイは着替えとタオルを持って、教わった場所を思い返しながら部屋を後にした。
──