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歪んだ三重奏 ~ドS兄弟に翻弄されル~
第4章 男女差別!
鍵を閉めた彼女は速攻で服を脱ぎ捨てた。
脱いだものはかごに入れて隅に置く。
湯に浸けないように髪を結って、タオルだけを手に外に出た。
ペタペタペタ
洗い場を横切る。
数回のかけ湯を終えて、そーっとつま先から湯に入っていった。
.......
「ふぅ…」
気持ちよくて溜め息が出る。
顔に風を感じながら、透き通ったお湯に肩まで沈んだ。
“ 寮に入れられないって言われた時はカッチーンときたけど、これだけで許せちゃう ”
単純だと言われても仕方がない。まさか憧れの露天風呂に、このタイミングで巡り会うなんて思ってもみなかったのだから。