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歪んだ三重奏 ~ドS兄弟に翻弄されル~
第5章 ハダカの再会
「…っ、うるせッ…!!」
「…っ…!! …アッ──!」
腕を引かれ、向かい合わせにされる。
相手の顔を確認したミレイは血の気が引く思いだった。
よりによって
この男は……!!
「東城…ハルト…」
「っんだよ。また抜き打ちの試験でも始まったのかと思ったら、…裸の女じゃねぇか」
「…!!」
昼食の時に食堂で出会い
最悪な別れ方をした相手。
《 天才 》と呼ばれる得たいの知れない男。
東城ハルトだった。
「…入り口の鍵…は?」
「鍵?──そういえば閉まってたな」
「……」
「閉まってたから開けた」
早速──意味がわからない。