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歪んだ三重奏 ~ドS兄弟に翻弄されル~
第30章 欠けた愛を 抱きしめて

それでも好きになったんだ。
ドロドロとした彼の欲情に、危険だと知りつつ魅入られたのはわたし──。
殺されて…しまうのかな。
あなたの愛を受け入れたら、わたしは殺されてしまうの?
それは嫌なの。死ぬのは嫌だわ。
それでもわたしは、あなたの愛を抱き締めたい。
あなたとひとつに繋がって、歪んだあなたを受け止めたい。
わたしを迎えに来てくれたカルロさんに
そんな事でしか、お礼ができないから──。
「…ひとりでイキたくないです…!! カルロ、さんと」
「それなら、あんたから挿れなよ…」
「…わたし─…ァっ、…か ら…?」
「ここに──…」
カルロが指を蜜壺から引き抜いた。
しっかりと絡み付いた淫液を…少し眺めた後で舐めとっていく。
目を開けたミレイは、その光景をぼんやりとした瞳で見上げながら、忙しない息と一緒に唾を呑む。

