この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
逢魔が時
第6章 逢魔が時

美紗は婀娜っぽく笑った
妖しく艶めいて官能的だった
「美紗……僕と離れてる時……
誰かと寝たの?」
「寝たわよ」
美紗がそう言うと聡は、表情をなくした
美紗は聡をベッドに押し倒すと上に乗り上げた
「でもね、聡に抱かれる程にイケなかったわ」
「……美紗……他には行かないで……」
聡は哀願した
「他はもう要らないわ
聡さえいれば良い……
愛してるわ聡
貴方が他に行くなら……貴方が奥さんにした様に……
殺してあげるわ」
聡はゾクゾクして……イッてしまった
「……殺して…美紗……」
互いを束縛するしか愛せない愛のカタチもある
愛のカタチはそれぞれだ……

