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星の島で恋をした【完結】
第24章 《二十四》
     *

 ガゼボの寝台の上でセルマはどこまでも甘ったるい愛撫をリクハルドによって与えられていた。

 胸を揉まれ、全身を舐められ、キスの雨が降る。

 特にとろとろにさせられたのはリクハルドを受け入れる秘部で、唇と舌による愛撫に何度も上り詰め、意識が弾けた。



「も……だめ」
「もっと気持ちよくなって」
「んんっ」
「セルマのナカ、きちんと俺の形を覚えておいてもらわないと困るから、ゆっくり解しておく」
「あ……んっ。ど……してっ、そんな、ことをっ」
「俺しか受け入れられないように」
「ゃぁっ。他の人は、ぃゃぁっ」


 乱れるセルマにリクハルドは意地悪く囁く。



「カティヤに俺以外の男をすすめられたら受け入れるだろう?」
「ぁっ……ど、して、いま、そんな、ことっ」
「仲がいいから嫉妬した」
「だ……って」


 星の一族がアステリ持ちを溺愛するように、アステリ持ちも星の一族には好意を抱く。



「セルマのこと、離したくない」
「ぁ……ん、無理矢理、ここに連れてきた、くせにっ」


 セルマの反論に、リクハルドは敏感になりすぎているセルマの花芯を舐めながら口にした。



「そうだな、セルマの意志を確認しないで連れてきた。だけど俺が限界だったんだ。俺のわがまま、セルマは受け入れてくれるよな?」
「ん……。あ、そこ……だめぇ」


 リクハルドの言葉に返したいのに、花芯を舐めることを止めてくれなくて、セルマは返事をすることができない。



「セルマがいけないんだ。俺に恋したなんていうから」
「だ……って、あ……ん、リクハルド、好き……」


 うわごとのようなセルマの告白に、リクハルドは耐えきれなくなってきた。



「そういうかわいいことを言うんだ? もっと気持ち良くしてからと思ったのに、セルマ、覚悟はいいな?」


 リクハルドはそう言いながらセルマの返事を聞く前に、痛いくらいに張り詰めた剛直をゆっくりととろけきったナカへ埋め込んでいく。

 リクハルドの剛直はセルマのナカへ吸い込まれるようにおさまった。



「んぁぁっ、だめぇ」
「だめじゃないだろ。イイ、だろ?」
「んくっ、ぁんっ、怖いのっ。リクハルドから離れそうでっ」
「怖くない。ここで繋がってる。俺はセルマのナカにいる。早く形を覚えろ」
「んんっ! あんっ、キス、してっ」
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