この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
星の島で恋をした【完結】
第16章 《十六》
なんだか納得できていなかったけれど、倒せたからいいとしよう。
セルマの苦笑いにリクハルドはぎゅっと身体を抱きしめた。
「最後、セルマが怪我をした時、心臓が止まったかと思った」
「……ごめん」
すっかり油断していた自分にセルマは申し訳なくて、リクハルドの背中に手を回した。
「しかもスキアに傷をつけたときも助けてくれた。ありがとう」
「ほんと、もっと自分を大切にしろよ!」
リクハルドに怒られ、セルマはうなだれた。
「ごめんなさい」
「無事だったからいいけど、もっと自分を大切にしろよ」
「はい」
セルマの苦笑いにリクハルドはぎゅっと身体を抱きしめた。
「最後、セルマが怪我をした時、心臓が止まったかと思った」
「……ごめん」
すっかり油断していた自分にセルマは申し訳なくて、リクハルドの背中に手を回した。
「しかもスキアに傷をつけたときも助けてくれた。ありがとう」
「ほんと、もっと自分を大切にしろよ!」
リクハルドに怒られ、セルマはうなだれた。
「ごめんなさい」
「無事だったからいいけど、もっと自分を大切にしろよ」
「はい」