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星の島で恋をした【完結】
第17章 《十七》
*
セルマの蜜口はリクハルドにしっかりと解されていたのもあり、すっかりとろとろにとろけてはいたが、そこはなにものも受け入れたことのない場所。
リクハルドは自らをあてがい、ゆっくりと埋め込んでいく。
「ん……っ」
セルマの悩ましそうな声を聞き、リクハルドは一度、止めた。
「……痛い?」
「まだ、大丈夫」
痛くはないのだが、初めての感覚に違和感しかなかった。
ゆるゆると差し入れられ、しかし、ある程度のところでリクハルドはなにか引っかかりを覚えたのか、止まった。
「セルマ、これから先にすすめば乙女を失うことになるがいいか」
リクハルドの確認にセルマは小さくうなずいた。
「それならば」
そういうとリクハルドは再度、小さく揺らしながら奥へとすすめた。
なにも受け入れたことのないナカは解されていたとはいえ、リクハルドの訪れにかなりの抵抗を示していたが、ゆるゆると暴かれ、リクハルドを受け入れていた。
「あ……はぁっ」
揺すられる度、気持ちがいいのと押し広げられる違和感と痛いのとが混じった感覚が襲ってきて、セルマはリクハルドに抱きついた。
どれくらい揺さぶられていただろうか。リクハルドの動きが止まった。
「セルマ、全部入った」
「……うん」
リクハルドも苦しいのか、荒い息を吐きながらセルマを見下ろしていた。その額には汗が光っていた。
「……痛い? 辛い?」
セルマが心配してリクハルドへ手を伸ばし、額の汗をぬぐってやる。
その様子をリクハルドは目を細めて見守っていた。
「痛くないし辛くもない。気持ちが良すぎて我慢してる」
「我慢……してる、の?」
「してる」
セルマはリクハルドに組み敷かれたまま、金色の瞳を見つめた。
甘ったるい光を宿した瞳。だけどそこにはいつもと違う光も宿っていた。それをなんと呼ぶのかセルマは知らない。
「動いても、いいか」
「……うん」
セルマの蜜口はリクハルドにしっかりと解されていたのもあり、すっかりとろとろにとろけてはいたが、そこはなにものも受け入れたことのない場所。
リクハルドは自らをあてがい、ゆっくりと埋め込んでいく。
「ん……っ」
セルマの悩ましそうな声を聞き、リクハルドは一度、止めた。
「……痛い?」
「まだ、大丈夫」
痛くはないのだが、初めての感覚に違和感しかなかった。
ゆるゆると差し入れられ、しかし、ある程度のところでリクハルドはなにか引っかかりを覚えたのか、止まった。
「セルマ、これから先にすすめば乙女を失うことになるがいいか」
リクハルドの確認にセルマは小さくうなずいた。
「それならば」
そういうとリクハルドは再度、小さく揺らしながら奥へとすすめた。
なにも受け入れたことのないナカは解されていたとはいえ、リクハルドの訪れにかなりの抵抗を示していたが、ゆるゆると暴かれ、リクハルドを受け入れていた。
「あ……はぁっ」
揺すられる度、気持ちがいいのと押し広げられる違和感と痛いのとが混じった感覚が襲ってきて、セルマはリクハルドに抱きついた。
どれくらい揺さぶられていただろうか。リクハルドの動きが止まった。
「セルマ、全部入った」
「……うん」
リクハルドも苦しいのか、荒い息を吐きながらセルマを見下ろしていた。その額には汗が光っていた。
「……痛い? 辛い?」
セルマが心配してリクハルドへ手を伸ばし、額の汗をぬぐってやる。
その様子をリクハルドは目を細めて見守っていた。
「痛くないし辛くもない。気持ちが良すぎて我慢してる」
「我慢……してる、の?」
「してる」
セルマはリクハルドに組み敷かれたまま、金色の瞳を見つめた。
甘ったるい光を宿した瞳。だけどそこにはいつもと違う光も宿っていた。それをなんと呼ぶのかセルマは知らない。
「動いても、いいか」
「……うん」