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全てが終わったとき、俺は変わらず君に恋をしているだろうか
第1章 藍は香る
薄暗い洞穴の外で激しい豪雨の音が鳴り響いているが、シラハはさして気にもならなかった。
「んんっ……」
何故なら、自分の下で傾国の美少女が恍惚な表情で悶え喘いでいたからだ。
確か、少女の名はラズリア。
暖をとるための焚き火に照らされた彼女の白磁の肌は、快楽に煽られてか仄かに赤く色づいている。
髪と同じ藍色の、ラズリアの潤んだ瞳はシラハを煽情させていく。
「くっ……」
快感が天頂に登り詰め、シラハはラズリアの狭い膣の中に白濁色の欲望をしこたま吐き出した。
何故、こんなことに。
薄れゆく思考の中で、シラハは今朝のことをぼんやり思い出していた。