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全てが終わったとき、俺は変わらず君に恋をしているだろうか
第2章 清廉 -セイレーン-
「ふぁ……あぁん……!」
寂れた路地裏の隙間に、ラズリアの甘い喘ぎ声が吸い込まれていく。
ラズリアの白い首筋をなぞっていたシラハの舌は、柔らかな耳たぶを食みその音で聴覚を犯している。
背後に回って身体を密着させ、普段は刀を握る大きな手のひらで豊満な胸を包み、指先で赤い実を弄ぶ。
「や、やぁ……」
「……胸が弱いのか」
妖しい笑みを浮かべ、シラハはラズリアの身体を軽々と抱きあげると、木箱に腰掛けて片方の手を秘部に忍び込ませた。
スリットから手を滑らせ、秘密の園を隠す薄布をほんの少しだけずらし、既に濡れそぼった秘部に指を静かに沈めていく。
根元まで埋まった指の関節をくいと曲げれば、それに呼応してラズリアの肩が跳ねる。
「ふ……お前も本当は、こうされたかったんだろう……?」
「ち、ちがっ……私、こんなこと……ひゃあぁんッ」
「嘘付け。俺の指を食んで離そうともしないじゃないか……。言ってみろ、何が欲しいか……」
言葉で責めつつ、シラハは忍装束を突き上げる硬く反り返った己をラズリアの秘部に擦りつけた。
その瞬間、ラズリアは自分の子宮が男の精を求めて切なく疼くのを感じ言い知れない羞恥に襲われた。半ば強姦に近い行為をされているというのに、中をその太く長い熱棒で満たして欲しいのだと自覚し、かっと全身を赤く染める。
「いやっ、やめて……こんなこと、私……!」
「これが欲しいんじゃないのか?」
忍装束を脱ぐ間も惜しいと、下衣の隙間から隆々と勃ち上がった肉棒を取り出したシラハは、今度は直に秘部の入り口に擦りつけた。