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第8章 恋の都パリ

興奮する七瀬の顔を見ているだけで出てしまいそうなぐらい滾っている俺は、彼女に背中を向かせ、尻のほうから手を回してそこを撫で回した。彼女の腰あたりには俺のペニスが当たる。触れているだけで堪らない……。
「はぁぁ……っ、んッ……」
指をナカに挿れ、まさぐると、愛液がどんどん溢れてくる。うなじと背中にキスの雨を降らせ、背中に俺の痕を付ける。
「七瀬……、好きだ……っ」
指の動きを荒くすると、七瀬はのけぞって悦んだ。ビクビク反応する肩や背中が色っぽくて最高だ。
「あぁぁっ……、大和っ……気持ちいいっ……！」
「うん……。感じてる七瀬見てるだけで……俺イッちゃいそう……」
息が荒くなるのを抑えられない。密着して抱き締め、耳元でその熱い吐息をわざと聞かせる。ペニスはビンビンに勃起して破裂しそうな勢いだ。

「もっと……、もっと……っ……あぁっ……！もっとエッチにしてぇ……っ！」
膣の中で暴れる俺の指技に酔いしれた七瀬の興奮状態が加速した。俺はそれに応えようと、体制を変えて七瀬の脚をバッと広げる。初めて拝む七瀬の濡れたひだひだが、俺のテンションを一気にスパークさせる。

「ああ……七瀬のここ……、見たかった」
「いやっ、えっち……！大和に見られるの恥ずかしい……っ」
「もうダメだ、挿れたい……。けど俺……、そう言えばコンドーム持ってないや……」
「あ……私も」
「ナカで出してもいい……？俺、何かあったら必ずきちんと責任取るから」
「え、それって……」
「うん。七瀬と結婚したい、子どもできてもいいからナマで思いっ切りヤッてもいい……っ？」
本心だった。こんな風に繋がりたい、感じ合いたいと思う相手は初めてだ。身体だけじゃない、これからずっと一緒に生きていきたい……。本気でそう思った。
「……いいよ……嬉しい、大和……だいすき」