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激情パラドックス
第2章 小悪魔の囁き
目が覚めると、美弥はまだ眠っていた。メールチェックをすると、彼女(――いや、もう元カノ、でいいのか?)の、さくらからの返信はなかった。
美弥の寝顔はまだどこかあどけなく、まさか自分が10歳も年下の子を抱く事になるとは予想もしていなかったなぁとしみじみ思う。けど、18にしてあのエロさ……、と、昨夜の突然の情事に想いを馳せると、ムクムクと反応してくる。
布団をめくると一糸まとわぬ姿のままの俺達。張りのあるおっぱいが目の前にある。時間もまだたっぷりある……もう一回、やりてーな……。このまま寝込みを襲うってのも燃えるな……。と思っていた時。
「……んっ?」
「あ……、起こしちゃった?悪ぃ」
美弥が目を覚ました。
「今……何時ですか……?」
「7時。帰らなくてよかったのか?」
「大丈夫です」
北海道出身の美弥は、東京で姉と二人暮らしをしていると聞いている。
「お姉さん、心配したりしないの?」
「うん……あっちもよく外泊するし、私も……よくあるから」
「ふぅん……そうなんだ。もしかして男と?」
よく外泊するだって?俺はちょっと妬いた。
「あれ……松原さん、妬いてますか?彼氏でもないのに」
ズシッ――と、胸の奥にその言葉がのしかかった。
「あ、いや……、うん、そうだよな……俺、美弥の彼氏じゃなかったよな」
一回ヤッたぐらいで調子に乗るなよ俺。と恥ずかしい気分になると共に、美弥が他に寝ている男がいるのかどうか気になって堪らなくなった。あんなにエロい身体なんだから、中学時代にやりまくっていた以来何もないわけがないだろう。けど最近の男関係について、そう言えば詳しく聞いた事がないな……ということに気付いた。
「それに松原さん、まだ彼女さんと別れたわけじゃないですよね?」
「んー……どうだろそれは。浮気を知ってることと、別れのメールは送りつけてやったけど」
「返信は?」
「……まだ」
「じゃあ、やっぱりまだちゃんと切れてないですよね」
「……うん」
美弥の言うとおりだ。俺の事を好きだと言ってくれる美弥を流れるままに抱いてしまったけれど、まだ美弥と俺が恋人同士になったわけじゃない。
美弥の寝顔はまだどこかあどけなく、まさか自分が10歳も年下の子を抱く事になるとは予想もしていなかったなぁとしみじみ思う。けど、18にしてあのエロさ……、と、昨夜の突然の情事に想いを馳せると、ムクムクと反応してくる。
布団をめくると一糸まとわぬ姿のままの俺達。張りのあるおっぱいが目の前にある。時間もまだたっぷりある……もう一回、やりてーな……。このまま寝込みを襲うってのも燃えるな……。と思っていた時。
「……んっ?」
「あ……、起こしちゃった?悪ぃ」
美弥が目を覚ました。
「今……何時ですか……?」
「7時。帰らなくてよかったのか?」
「大丈夫です」
北海道出身の美弥は、東京で姉と二人暮らしをしていると聞いている。
「お姉さん、心配したりしないの?」
「うん……あっちもよく外泊するし、私も……よくあるから」
「ふぅん……そうなんだ。もしかして男と?」
よく外泊するだって?俺はちょっと妬いた。
「あれ……松原さん、妬いてますか?彼氏でもないのに」
ズシッ――と、胸の奥にその言葉がのしかかった。
「あ、いや……、うん、そうだよな……俺、美弥の彼氏じゃなかったよな」
一回ヤッたぐらいで調子に乗るなよ俺。と恥ずかしい気分になると共に、美弥が他に寝ている男がいるのかどうか気になって堪らなくなった。あんなにエロい身体なんだから、中学時代にやりまくっていた以来何もないわけがないだろう。けど最近の男関係について、そう言えば詳しく聞いた事がないな……ということに気付いた。
「それに松原さん、まだ彼女さんと別れたわけじゃないですよね?」
「んー……どうだろそれは。浮気を知ってることと、別れのメールは送りつけてやったけど」
「返信は?」
「……まだ」
「じゃあ、やっぱりまだちゃんと切れてないですよね」
「……うん」
美弥の言うとおりだ。俺の事を好きだと言ってくれる美弥を流れるままに抱いてしまったけれど、まだ美弥と俺が恋人同士になったわけじゃない。