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好きと愛してるの間
第10章 それぞれの思惑 想い 念い
カラシバターを塗って チョコと小豆のクロワッサンも入れて
ババロアは?カップだし「持って行けない?」しゅうせいさんが残念そうに「もう一個食べたい」ってカウンターで甘い物苦手じゃなかったっけ
「みゆちゃんの作るスイーツは平気 これもオレンジとレモンの香りとゴロゴロ入ったオレンジの果肉あんまり甘くないから大丈夫」にっこり 笑顔が見とれるほど完璧 CMみたいな仕上がり さすがだな

「はい お仕事お疲れ様です」渡したバスケットを大事そうに「行って来ます ご馳走さま」食べ終わったババロアの器を私にゆっくり返して
司さんに近づき「お先に失礼します」頭を下げて出ていく
「るいの家に居候か?」るいが「色々あってね だけどそのうち帰るよ」声が聞こえる まぁそうだよね もうすっかり元気そうだし
くまさんはババロアに夢中 るいと司さんは二人で楽しそうに話してる 仲の良い兄弟

「みゆ 兄さんが話があるって」客室に掃除機をかけてる私にるいが呼びに来た
「みゆちゃんご馳走さま ルイありがとう」頭を下げてくまさんが帰ってく 私が手を振ると「また梅酒呑みに来ます」立ち止まりもう一度頭を下げてる くまのぷうさんご帰宅 大きいのに可愛い

「くますっかりみゆになついたな また来るって」梅酒 気に入ってくれて良かった で話ってなんだろう?掃除機を片付け二人に近づき「何でしょうか?」私が言うと「ルイ外してくれるか?」不安でるいの服をぎゅってすると「大丈夫 聞きたいことがあるんだって」軽く頬にキス 片付けするね 抱きしめてくれてからゆっくり離れる
「仲良いんだね るいのあんなに嬉しそうな笑顔久しぶりに見たよ ゴメンね昨日の書類なんだけど あぁ座って」私が座ると「何処が違和感あった?」私は紙に昨日の書類の数字の矛盾点を書いていく
「覚えてるの?凄いな 僕の秘書やらない?」私が笑って首を振ると「残念 これだけ抜粋すると違和感に気が付くね 違和感はこれだけ?」言って良いのかな
「守秘義務は守るし 私だけが知る榊さんの独り言だと思うから」了解「ルカさんが金子さんを試す為に使った書類と酷似してたんです」私が書いていくと「フランス語 待ってこれも覚えてるの?ゴメン説明してくれる?フランス語は弱くて」私はゆっくり説明をしていく 司さんは難しい顔「これはルカさんも引用したのかじゃなかったら 




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