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第10章 それぞれの思惑　想い　念い

「白い肌に痣なんて」笑ってしまう「るいのキスマークのがたくさんですよ」茶化さないの　私を抱き込み「離さないよ　僕以外みゆに触らせたくない」このまま寝ようね　毛布で包んで
「大好きなみゆ　何でも話して」頷く　ふんわり夢の中に落ちてく

朝少し早め　ゆっくりるいの腕を離れる　いつの間にかTシャツを着せてくれたみたい
キスして軽くシャワー　ピアノ！無性に弾きたくなる
コンタクトをして眼鏡　厨房に朝の仕度をしてから　
ゆっくりピアノに座る　激しく強く知らない間に涙が　コンタクトと眼鏡をとり夢中になる　心を空っぽにして　苦しくなるほどの旋律
「みゆちゃん？」暗い部屋にしまった夢中になりすぎた「おはようございます」眼鏡をして　近くに来てたなんて「捕まえた　泣いてたの？」腕を掴まれ真っ直ぐに私を見つめる「可愛い　お化粧もまだ　その瞳の色綺麗　万華鏡みたい」私を抱きしめ　捕まえたい切なく囁く声「ご飯にしますか？」グッと胸を押すと
「もう少しだけ　ゆるして」グッと抱きしめられる
「離して下さい」びくともしない　もう！ゆっくりしゅうせいさんを見つめる　軽く頬にキス　今だ
するりと逃げ出して厨房に「また逃げられた！」
そのまま洗面室で顔を洗う　お化粧をしてコンタクト！仕方ない　新しいのをつけて眼鏡　スーツに着替える
ゆっくり寝室にまだ寝てる　綺麗な顔　小さな寝息
優しくて大好きな声「大好き」恥ずかしい
「僕は愛してる　みゆ誘ってるの？」シャツのボタンを２つ外されて「エロいね　胸の谷間　ヤバイんだけど」逃げなきゃ
「朝御飯用意してきます」シャツのボタンに手を掛けるとカプリと胸に噛みつく「夜まで我慢するから覚悟してね」飢えすぎると歯止めが効かないかもなんて　こわいかも

キスして「許して　よそ見しないから」後退りして寝室から出ていく私を笑ってるるい　からかったな！

さぁ朝御飯の用意　喜んでもらえるかな　

「みゆちゃん？」しゅうせいさんだ「朝御飯もう少しで出来ますよ」私が言うと「顔見せて」って
知らない　チャイムの音「俺出るから」仕方ない　扉を開ける
「みゆちゃん　朝早くからゴメンね　これどうぞ」くまさんが沢山の栗を持って来てくれた
「大きい！渋皮煮作りましょう　後は栗ご飯　栗きんとん」くまさんがやったぁって　面白い