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第10章 それぞれの思惑　想い　念い

「ドクターストップになるからね　僕はみゆの主治医だから」本気で全部ダメって言われそう「わかりました　すいません」心配してくれるってなんだかこそばゆい　
「ご馳走さま　なんやるいどうした？」お皿を受け取り「パンナコッタです」私が言うと「みゆ！」きゃあ怒ってる「ご飯ちゃんと食べます」私が言うと約束だからね！ってテーブルに「なんやみゆちゃんダイエットいらんやろ　てかはるかいけずやで一日働いてくれてんのに」ゆきとさんがはるかさんを見ると申し訳なさそうに頭を下げてる「良いんですよ　楽しいから夢中になりすぎてるいに怒られちゃいましたけど　パンナコッタ食べますか？コーヒーソースでどうぞ」皆のも用意
さぁ片付け「みゆちゃん」ゆうくんが来た「預かります　私の片付け終わったらお風呂ね」俺も一緒に入りたいなぁって言うゆきとさんにるいがデコピン
「痛い！何すんねんるい」兄弟喧嘩みたい

「みゆちゃん甘えてばかりでごめんね　今日は生徒さんや皆が笑顔でほら」携帯で見せてくれる　着物姿で皆が嬉しそうに和菓子を食べてる　
「喜んでくれて嬉しいです」私が言うと「父もみゆちゃんの和菓子を気に入って　とくにあの桔梗　素晴らしいって」良かった「ゆうくんのお世話僕も参加するから何でも言ってね」爽やかな笑顔　頼もしい　
「お願いします　取りあえず　片付け終わったんで私達はまた明日」小さな手を振ると「お休みゆうくん」って　さぁお風呂
奥に　プライベートルームでお風呂　着替えて　大事そうにお白湯のコップを持つ手に癒される
「みゆ？」キッチンに「皆帰ったんだ　朝僕が病院の託児所に連れてくから　朝はゆっくりしよう」誰も来ないように言ったよって　
「みゆもゆっくりお風呂入っておいで」有難い　ありがとうって言うと「此方こそ」ぎゅってしてくれる

お風呂に　身体を洗ってゆっくりお湯に「ふぅ」思わず声が　疲れたけど楽しかった　明日からまた仕事


「るいありがとうございました」静かに寝室にゆうくんの隣で寝てる　なんか嬉しい「お休み」軽く頬にキスゆうくんにも　そのまま寝てしまう

ゆうくんの動く気配「起きたのかな？」おはよ　ぎゅて　おんぶして「るい寝ててください」小さく言って　さぁ朝御飯の用意
身支度を整えてキッチンにサンドイッチにコーンポタージュ　キノコのオムレツ後は少しピアノ弾きたいな　ゆうくんは背中で寝てるから