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第10章 それぞれの思惑　想い　念い

厨房で片付けしながら明日の準備
「みゆ」ぎゅって　ただいま　甘い声なんだか安心する
「しゅうもくまもゆうくんも居候　みゆ良い？」私が頷くと　ありがとう　ぎゅっが痛いぐらい
「ありがとうみゆちゃん　るいもありがとう」くまさんがカウンターから　ゆっくり離れてるいが
「みゆには迷惑掛けるなよ！もし少しでも」るいが睨むと「わかってる」激しく頷く姿が可愛い
「しゅうもな」ヒラヒラと手を降る　ゆうくんの手もヒラヒラ　私が笑うと
「みゆ小さな事でも言って約束だからね　それと食べるのを忘れないでわかった？」頷く私に　約束って
後で話しなきゃ　シャワー入ってくるって奥に

お芋を柔らかくしてバターで焼き　カリカリの表面にバニラアイス　くまさんが
「良い匂い」ってカウンターから　ゆうくんにはお芋をサイコロ状に柔らかく　アイスは少し
皆で食べてる姿がなんだか嬉しそう


ごちそうさまして遊んで　ゆうくんが眠そうな顔に
「ゆうくんお風呂しようね　皆にお休みなさいね」私が言うと　宜しくってくまさんが　しゅうせいさんはジムにくまさんはいったん帰るみたい

しゅうせいさんは鍵を持ってるから　るいが渋々渡したみたい
「朝またね」くまさんが　私達も奥に　ゆうくんをお風呂にゆっくり寝室に寝ちゃったから起こさないように
「みゆありがとう　見てるよ」私もお風呂　るいにお願いしてから
疲れた　明日の仕事考えたくないなぁ

寝室に行くとるいが「少し話せる？」ってちょうど良い私も話したかったし
小さなテーブルと椅子に向かい合わせ　小さな声で
「みゆこのままゆうを迎えに来なかったら引き取りたい　その」大丈夫　私が頷き「でも仲直りするのを待ちましょう　二人が出した答えが皆が幸せになる答えなら待つ意味はありますよ」ありがとうって　
くまさんもしゅうせいさんも皆が手伝ってくれるから　それに夜泣きもしないしよく食べて手があまり掛からない　双子の弟は夜泣きも好き嫌いもあって毎日が手一杯でクタクタになるぐらいだったから

「あの私も　気のせいだと思うんですが」この頃の足音の事を話す
「みゆは僕が守るから」優しい笑顔　話したらなんだか急に眠気が　「おやすみ」額にキス　
ゆうくんを真ん中に　眠りの中


ゆうくん起きたかな？モゾモゾ早起き　抱き上げて顔を洗い身支度を整え　スーツは後で
厨房にゆうくんは背中でパタパタ