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好きと愛してるの間
第10章 それぞれの思惑 想い 念い
今朝御飯作るからね ワッフルの生地 発酵を待つ間にサラダやスープ 後はなに作ろ

「みゆちゃんおはよう」
厨房の扉を叩く音 扉を開けるとしゅうせいさんだ

「早起き大変?」首を振る私に「何で自分の子を捨てるんだか!何で産んだんだよ!」怒りはごもっともだけど
「事情があるの 逃げたり虐待したりそれは子供にはただ迷惑な事 親は選べない だから私はこの選択は良かったと思うの 親だって子育てしながら試行錯誤自分も責任と親としての自覚が出来るの それがないなら親になるべきではないわ 子供はペットじゃないの飽きたら捨てたり ストレスの捌け口なんて最低よ 私は彼らには会いたくないわ それが本音
だけど事情もわかる それがどんなにか理不尽でもゆうくんは無傷だしとても元気 だから待ちましょう」静かに話を聞いてたしゅうせいさんが「だけど許せない」って呟く 誰よりも痛みを知るからこそ

「朝御飯はワッフルにサラダ スープに芽キャベツとジャガイモのアンチョビソテーです」私が言うと ズルイって ゆうくんを渡すと「ゆう 食べるぞ!」
訳もわからないのにゆうくんが笑う チャイムの音

「おはよう」荷物を持ってくまさんが来た お邪魔します 宜しくお願いしますって頭を下げてる
頼りになる助っ人 客室に荷物を置きに

ゆうくんが待ちきれないのか両手をバタバタ
「運んで下さい」くまさんも慌て走ってくる けどはや歩き程度 笑っちゃう

「スープがピンク?!」くまさんが驚いてる みゆちゃん?ってキョトン顔
「ビーツって言う野菜のスープです ワッフルは栗です 召し上がれ」皆で頂きますして

ゆうくんは何でも食べるから気を付けないと大変 
「ゆうのはこれだよ」しゅうせいさんが慌ててる もうミルクなんて飲まない 一生懸命コップでスープを飲んで 手にはワッフル 

チャイムの音 誰かな
「おはようさん」ゆきとさんが ゆうくんと格闘してるしゅうせいさんの横に 朝御飯を渡すと 
「ピンクのスープ面白いな 美味しい」嬉しそうに 良かった
「みゆおはよう 毎朝この光景だな はるかは夜勤だよ」ため息まじり じゃあ持って行ってもらおう

「みゆちゃん!なんか拭くもの」しゅうせいさんが ゆうくん口のまわりがピンク 可愛い
「写真ほら撮るでぇ」ゆきとさんが スープが気に入ったのか全部飲んでしゅうせいさんのに手を伸ばす



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