パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第10章 それぞれの思惑　想い　念い

「お待たせしました　さぁ朝御飯ですよ」急いで戻ったらゆうくんが暴れてる　ヤバイお腹空いたんだ

「急ぎましょう！ゆうくんが泣き出しますよ　運んでください」皆が慌てる　スープを温め　サラダの大皿にローストビーフをのせて　ケークサレを切り分けスープをカップに
テーブルでしゅうせいさんがゆうくんを押さえてる　くまさんが急いでる？よね　なんだかヨタヨタ

さぁご飯　チャイムの音　バットタイミング
「ゆう口に詰め込むな　逃げないから！」格闘中のしゅうせいさん　くまさんが立ち上がる　私が
「行きます」って　だってくまさんの口もいっぱい

「おはようございます」私が鍵を開けると　誰？
「おはようございます　源造叔父様　彼女が婚約者の榊さんです　朝御飯の用意出来てますよ」ねぇみゆって　小さくはるかのお父さんだよって　優しそう　目もとが似てる
「用意しますね　テーブルにどうぞ」私が言うと「貴女が天才料理人なんですね　和菓子絶品でした　それに昨日のは驚きました　バラバラの素材がまるでパズルのピースみたいにぴったりはまって絶品でした　お会いしたくてはるかに無理言って頼んでもらったんです」私が良かったですって笑うと
「これ良かったら使って下さい」包みを開けると綺麗な西陣織のポーチ
「ありがとうございます　大事に使わせていただきます」私の言葉に　良かったって
「さぁどうぞ　みゆ」るいが　了解

テーブルに座りはるかさんが「ケークサレだ」って何でも知ってるな
厨房でエクレアの用意「みゆちゃん　スープのおかわりとわぁエクレール！」嬉しそうに

「フランスまとめ？ゆうくんの食べてるのはパウンドケーキ？」あぁ「人参の甘みだけなんです　食べますか？」はるかさんが厨房を覗きながら頷く

「美味しい　人参の甘みとカボチャ？」よくわかったなぁ「そうです　甘さをカボチャで出しました　ローストビーフはくまさんがカットしてくれたんです　でどうぞ　ゆうくんのはこれです」エクレアの生地を焼いて砂糖を使わない特殊な作り方をしたフルーツのジャムを挟んだ細長い形のエクレア

「頂きます」嬉しそうにお皿を持ってテーブルに歩いてくくまさん　
「朝御飯ありがとう　父がどうしてもって　家で話題なんだみゆちゃんのご飯」嬉しい　たくさん食べてください　
テーブルではゆうくんがしゅうせいさんとエクレアを食べてる