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第10章 それぞれの思惑　想い　念い

用意して奥に掃除　片付けくまさんの所も

「みゆちゃん何か大変なことはない」厨房に凉さんが
「大丈夫ですよ　ゆうくん沢山食べるしあまり手が掛からないし皆が手伝ってくれるので」私が言うと
「ほんとに可愛いなぁ　朝早いしおしめ換えたり他人の子なのに心を砕いて　自分の時間も無いぐらいだろ」るいが「だと思うなら早く迎えに来いって言えよ」わかってるって　
ぎゅって抱きしめ「狂いそうだよ」小さく呟く
「なんとか早く解決出来るように動いてるよ」ニヤニヤ笑い　るいが睨んでる　
ゆっくりるいの腕を撫でる　大好きだよ気持ちを込めて
「さぁ甘い物ありますよ　抹茶と白餡の水羊羹です」くまさんが走ってくる　早歩きかな？
「ご馳走さま　甘いの」私が渡すと綺麗って白餡の上に小豆とベリー　深い緑の抹茶三層
「いただきます」待って！凉さんが写真を撮って　はるかに自慢するんだって　テーブルに行って朝メニューって　しゅうせいさんはゆうくんと遊んでる
デザートをテーブルにゆうくんが覗きこむ
一口味見　後は歯磨きくまさんが抱っこして
厨房に戻る「みゆ」大きな子供がもう一人
「るいがいるから頑張れるんですよ　今日は夜勤ですよね」小さく頷く　奥に引っ張って私からキス
「待ってます　ドライブ楽しみにしてますね」って言うとぎゅって　頑張るって　機嫌なおったかな
厨房に「今日は俺と出勤な　噂になったら彼女って言おうかな」ニヤニヤ　もう！やっと機嫌なおったのに
「ウルサイ凉」大丈夫そう　良かった

ゆうくんはくまさんが　厨房を片付け
「行ってきます」るいが玄関に「凉宜しく」軽く額にキス　恥ずかしい
「わかってる　るいの大事な人　絶対守るよ」真剣な顔　るいがぎゅって手を温かい

車はスポーツカー「格好いいですね」に　そう？って
「みゆちゃんゆうくんの事ありがとう　今二人に話し合わせてる」奥さん帰って来たんだ
「いや　探したんだ　どんな結果でもルイは受け入れるって　ユウゴの事今後の二人の事話し合ってなるべく早く解決させるよ」はい　私にはそれしか言えない

「ルイの側に居てくれてありがとう　あいつは強い　だけど一人では辛いときもある　みゆちゃんと暮らす様になって柔らかく笑うんだ」離したくない　笑う私に　頼んだよって　損得勘定無し　ただ相手を想い合えるあたたかさ　愛しい感情