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好きと愛してるの間
第10章 それぞれの思惑 想い 念い
「みゆちゃん 落ち込んだ時や心が晴れない時はどうする?」私は料理かな
「う~ん私は料理を作ったりお菓子を作ったり後ピアノかな ため息だらけや失敗も上手くいかない事もあるけど出来ることから必死にやってくしかないから 深呼吸して目を閉じてなるべく頭空っぽにしてリセットするイメージで 冷静になれば客観的に物事が捉えられるし違う考えが浮かんだりしますよ」
しゅうせいさんが少し驚いた顔 みゆちゃんでも上手くいかない事や失敗するんだって
「人をなんだと思ってるんですか?さぁゆっくり休んで お休みなさい」私がカウンターの扉を閉めようとすると
「ねぇ愛するって何?」また難しいことを仕事大丈夫なのかな
「自分より相手が大事で小さな変化や仕草で泣いたり嬉しくなったり苦しくなったり だけど依存や馴れ合いでなく尊敬したり努力しようと思える事 相手を傷付けず優しさを分けあえるなら理想的じゃないですか?永遠なんて誓えない だけど意識や想う深さで永遠に近づけてく 赤い糸は努力の糸 血のにじむ程の努力と愛情 バランスが崩れれば脆く儚い だから愛するって尊いんだと思いますよ」
何だか私偉そうだな 綺麗な顔が真剣にこちらを見てるまるで撮影のワンシーンみたい 恥ずかしくなると言うより現実味がない
「みゆちゃんはルイの何処が好き?俺ではダメなの?」寂しがり屋で愛情の在り方を教えてもらえなかった子供みたいなしゅうせいさん 
甘える事も許されず父から疎まれた時期もあったけど私は愛情をちゃんともらえてたんだと思う 歪な家族
「私は不器用なんです さぁゆっくり休んで今はたくさんのファンがしゅうせいさんの歌や演技を愛してるんです 移ろいやすくても真面目に向き合えばそれがきっと今後の道のりの道標になりますよ 疲れたら暖かいご飯作りますし甘いお菓子も私に出来る事はそれだけです この恋がもし終わりになっても私は沢山もらった愛情を抱きしめて生きていきますよ」
みゆちゃんには敵わない 小さなため息
「だけど油断しないで諦めないし邪魔してやるから」ぎゅって手を引き寄せキス「宣戦布告」ニヤリと笑う
「おやすみ ゆきちゃんと朝御飯食べるから」爽やかに言われてもなぁ  
てか宣戦布告はるいにじゃないのかな?もう私のキャパオーバーだよ 嬉しいけど複雑
もう考えない!明日の朝御飯用意しよう
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