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好きと愛してるの間
第10章 それぞれの思惑 想い 念い
暖かい 小さな寝息と微かに感じる鼓動
「みゆちゃんすごい ありがとう」くまさんがぺこり
少しずつ重くなるけどまだ大丈夫 双子の時は抱っこしておんぶしてクタクタだったから なんだか懐かしい
「皆でご飯にしましょう 回鍋肉に水餃子 酢豚もありますよ」私が言うと万歳してる ゆきとさんと一緒 笑う私にはてな顔

「みゆ豪華な食事ありがとう 久し振りにパーティするからけっこうな人数 でそこにいるメンズにはボーイをやってもらう うちの連中は色々訳ありで」わぁるいが睨んでる 宮坂さんは知らん顔
「食事してから 皆に聞いてからにしてください」るいが私の側に
「バイトは出来ないから手伝いって事で 終わったら帰るからな」みゆ早く帰ろう 耳許で

「何もわからんけど手伝いしたら帰れるんやな」ゆきとさんは私を隠す様に前に 一触即発状態
「服は此方で用意する みゆ食事が終わったらセンに言って」ニヤニヤ笑いながら 
わざと怒らしたいのか仕草が芝居みたい 呼ばれたみたい 戻っていく 面倒な人

「皆 我が儘に付き合ってくれてありがとうございます」頭を下げると一斉に 迷惑なんかじゃないって 
るいのぎゅっに力をもらう
「ご飯にしましょう」くまさんはテーブルで酢豚をそっとつまみ食い「こらっ!何フライングしてんねん」緊張してた空気が柔らかくなる
いただきますして何時もの食卓風景


「食事は終わりかな 皆さんは着替えを みゆちゃんは此処に厄介な連中もいるから 酒が入ると絡まれるし」くまさんが残るって睨んだら迫力がヤバイ
千夜さんが笑いながら「居眠りしないで君達のお姫さまを守るよ チビもいるし信用して」ニッコリ
くまさんが気まずそうに わかったって
「私が案内するよ」楼さんが「みゆ!」るいが心配顔 私は携帯を振って笑うと 了解って

皆がいなくなると静か 片付けを始めるか
「榊さん心配?綺麗な人やモデルなんかも来てる 彼氏よそ見するかも」首を振る私に
「なんだ余裕じゃん 自信あるんだ」また首を振る私に 何で?って 何でって言われても
「私に居場所をくれた人なんです 心変りはないとは言いきれないだけど大事にしてもらってるし優しい人ですちゃんと訳を話してくれる 疑いばかりでは相手を信用してないみたいで嫌なんです 笑顔で側にいてあげたい私に出来るのはそれだけだから」
千夜さんが 強いなって
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